恋と愛の違い。（月しし）

先日久しぶりに、美容院にいってきました。
そのとき読んだ雑誌、アンアンに
美輪明宏さんのコラムがありました。
そこで気になったのは

恋と愛が違うってこと。

恋＝自分本位
愛＝相手本位

だそうです。

恋は、自分が好きだから、相手にも自分と同じような気持ちで好きになってもらいたいし、
自分本位の気持ちであり、見返りを期待しているという行為で

愛は、相手の好きなように、相手の自由にさせてあげることで、見返りを期待しないの行為
というような内容でした。


まあ、私はセッションでヒーリングに入る前に
お話をきくんで、そのときに、よく聞かれるのは、
恋をしたいんです、ってうったえる女性が結構多くいます。

恋をしたいというのは、トキメキたいとか、うきうきしたいというのもあるかと思います。
それは、むしろ、生活にもお肌にもハリがでて、良いことおもいます。

ただし、
恋をしているというときは、
自分が相手のことを好きで好きでたまらなく、
その好きな気持ちを相手に理解してもらいたくて、さらに相手も自分と同じように
好きで好きでたまらなくいて欲しいという状態　

ともいえるかもしれません。


それは、自然とお互いがそういう感じであるならばいいと思いますけれど、
自分がものすごく好きだから、独占したい、相手も同じような気持ちであって欲しいと
言葉にしろ、態度にしても、強要するというのは
やはり、美輪さんがいうところの、自分勝手、自分本位じゃないのかな、とおもいます。

そして、それは、疲れる関係だとおもいますわ。

よく、彼へメールしてすぐ返事来ないことに対して気にする女性がいます。
大抵の男性はメールも電話も苦手です。
マメにメールくれる男性でも携帯メールは一言か二言くらいの文章を書くくらいが多いようです。
それは、女性と男性の脳の構造が違うということを指摘している本






に理由がかかれているとおもいます。

男性は女性に比べると言語分野があまり発達してないので、
必要最低限のことしか話さなかったり、
電話や携帯メールは連絡事項みたいなことになっちゃうわけです。

さらに、あんまり人間関係のよしあしに男性は気を払ってないので、
（というか鈍感なので）
メールをすぐに返さないと彼女が不安がるだろうな、というのは
彼は夢にも思っていないのでしょう。
とはいえ、返事しないのは失礼だし、
好きな彼女だからと、彼氏としては、返事しようとは思っているのですけど、
時間がかかることなので、手が空いたときに書こうと思ってるのだけど、
文章を書くのに必死に考えて、出来上がったのが2,3行の文章のメールを送るわけです。

それを、みた、彼女側は、
『私があんなに長文を送ったのに、彼はこんなに短い文。
そこに、何か、意味があるのかもしれないわ』、と考え込み、そうした結論が
『愛してないから、ぞんざいなんだわ』とか勝手に推測したりして、
ますます、自分本位になり、相手を縛っていく関係になっていくわけです。

まあ、それも一種の恋愛依存症ですわな。
彼のことしか考えられない、
日常の生活を全て彼に合わせるというのは、逆に暇すぎるんですよ。

ザ・ルールズでは、忙しくしなさい、とあります。
そして、彼と会えない日には、忙しい女性なんだから、やるべき用事をしときなさい、と
あります。
そうすれば、『彼と会えなかった、のは、実は彼が私と会いたくないからで、
さらに別の女の子がいて、つきあってるんじゃないか』という悪いイマジネーションに
さいなやまされることもしなくなります。

たしかに、何か最初の予定ができなかったときに、代替案になることを
いつも用意しておいたほうがいいと思います。

チャーリーズエンジェル　フルスロットル　の映画の冒頭シーン
最初の計画が邪魔され、できなくなったので、
「では　プランＢでいきましょう」というのと同じようにね。


わたしも、たまに、セッションが急にキャンセルになって、ぽっかり時間が
空くときがありますが、そういうときこそ、神様がくれた贈り物とおもって
日ごろやらなきゃとおもいつつも、後回しにしてたことをやるようにします。


恋は自分本位で、愛は相手本位なんだって、と例のうお座の人に言ったら、
そうよ、って言ったきり、涼しい顔してる。
さすがだね、自己奉仕の精神が身についてるうお座さんならではのお返事ですわ。

なんとなく、感覚ではわかっていたけども、文章にしてみるとそういうことだったのです。

それを明確にしてくれました、美輪明宏様に感謝をささげて
眠りにつこうとおもいます。

月ししの日なので
恋愛は、ししの性質のように、おっとりと構えているのが大事なのかな、
とも、書き添えておきましょう。