衝撃的な本(月やぎ）

人は見た目が9割　という本を買いました。



タイトルが衝撃的であれば、あるほど、

内容に期待を持たないようにしています。



なぜなら、最近の売れている本の傾向が、

タイトルと、内容のミスマッチ、のようですからね。





ただ、買うからには、少し、パラパラ読んでみたなかで、

ちょっと興味惹かれたので、まあ、値段も安い（￥680）だし〜

ここで立ち読んでても、時間がもったいないので、とおもって、

買うことにしました。



で、半身浴中の読書として、読んだのですが

感想としては、意外と、よかった！

というものです。（って、かなり、著者には失礼ですわね・・・）





これは、ルックス論ではないんです。

アマゾンでは、酷評なのは、ルックスについて書かれている本だと

思ってしまった読者が、裏切られた、とおもって、酷評を書いているんでしょう。

まあ、帯のコピーがしくじってますね。

理屈はルックスに勝てない、というキャッチコピーじゃ、

購買者は、

じゃ、ルックス磨けば、全てこの世の中、日本ではＯＫなんだな、

っておもうもの・・・

また、そこを裏切るために、わざと著者と出版社がやったんだとしたら、

作戦勝ちですが。

よく、子どもの頃、小中高の先生から、

腕組しながら人の話を聞くのは良くないから、やめなさい、

なんて言われたりしたかとおもうのです。

で、なぜ、腕くみがよくないといった理由の一つが、

この本でわかりました。



演出家であり漫画家である著者によると

演出家が、

あ〜どうしよう、このシーンまずいぞ！って考えてたりするときに

腕組は、しがちなポーズで、しかも、その組んだ腕の指先が

トントン叩いてるときなんか、状況は深刻で、かなり考え込んでるって

あって、

なるほど、ボディーランゲージでそこまで心理状態が

読めるのね、と思いました。



私も、研究せねば・・・。

確かに、ボディーランゲージを読み取るのは、

ＮＬＰでいう、カリブレーションといって、

すごく重要なことで、授業の最初に習い、

何回もこのテクニックを使って、相手を観察するのです。

そして、そこから見抜く、相手の心理状態ですね。

動悸とか、呼吸とか、汗とか、頬の紅潮とか、

声のトーンとか、ピッチの速さとか・・・。



私は、あんまり、それが得意じゃなくって、

わかるのは、大抵、感情の変化で、

あ、泣きそうだな、とおもって、ティッシュを出したとたんに

泣かれてしまうということですね。



それをまあ、最後の授業のときにいったら、

同調している、

共時性に入っちゃっている、と先生から指摘されました。

まあ、そうかもしれません。

時間ならず、その人の考え、感じ方に共感、同調して、

シンクロして、過去をさかのぼり、前世の中に

入っていくのかもしれません。



ＮＬＰでいう、カリブレーション・・・・

だんだん、これをやっていくと、そのうち、オーラまで

見えたり感じたりできてしまい、日本のみんなが、総江原さん状態

になっていくのではないかと思います。(笑)





だってね、授業中に、どうしてそこまでわかるの？

っていう上級カリブレーション者がいたんですよ。

なんか、別のテクニック使ってませんか？

オーラとかみて判断してませんか？っていうのがね〜



まあ、そうやって、人は、言葉以外のところに

メッセージを発しているわけです。







最近の売れる本の傾向は

タイトルといいたい事が異質な感じのようですね。

人は見た目が9割もその部類でしょう。



千円札は拾うな！とかさ〜。

お金のことだけを言っている本かとおもえば、

まあ、経営とか仕事についてもなんですけど、

まあ、著者の生き方、人生に対する価値観の本なんですね。





タイトルどおりに受け取るのがセンスよろしくないかと。

人は見た目が9割　へ　酷評を書く人達にいいたいけれど、

ひねりがあるのよ、人生のすべてには・・・。

たぶん、酷評を書いた彼等の多くは、若い人なんでしょう。

物事は単純ではなく、含みがあります。

人とのコミュニケーションの言外にある含みについての本ですから。





だから、いくら売れてるとはいえ、

買ってまで、「バカの壁」をよむのは、バカかと自分が自分に

対して思ってしまうので買いません。

まあ、著者の作戦に乗りたくない、ってことですね。

それに、自分で、自分のことを賢いと思ってないと、やってられませんし、

人の評価に左右されてしまうと、ダメだと思いますからね。

人の意見を聞く柔軟性はステキな事ですが、

鵜呑みにするのは、愚か者ですから。







ハウツー本は、タイトルどおりじゃないと困りますけどね。

本カノになる！とかいいつつ、

セカンドどまりの女を目指せといった主張では買った意味がありませんし・・・



小悪魔な女になる方法も、

小悪魔な女であろう演出方法について、語ってなければ、

読んだら　なんだったんだろうこの本は〜って思いますしね。



また、こうかくと誤解する人もいるのかな。

彼女たちの本は、とても参考になったすばらしい本です。

買って読み終えたら、ブックオフへ売り飛ばそうなんて思ってた私が、

スミマセンでした。m(__)m。これは所有しておくべき本ですね。

少なくても、今の私には、バイブルのようなものです！

恋の聖書ってこと。

いい響きだわ〜。