平民でよかった・・・(月うお）

こどもにせがまれて、映画、

ナルニア国物語　第二章　見てきましたよ。

ロードオブザリングとか、
ハリーポッター等と同じく、

ケイローン(半身半馬）とか、
小人とか、
妖精っぽいものがいっぱい登場してました。

こういったおとぎ話・ファンタジーは好きなので、
ああいった世界はいいなぁ～と見てました。

ちょっとネタバレですが、（映画を見てなかったひとはごめんね）


冒頭のシーン、カスピアン王子が暗殺されかかって、
危うく逃げ出すんですよ。

そしたらば、どうなるものか、とハラハラ・ドキドキして、
第一ポジション（つまり、主人公と一体）となって見ているのが普通の観客だとおもうのですが、

いまや、ＮＬＰピアとなってしまった私は、妙にカリブレーションというか、
冷静な目の観客としてみてしまいました。

つまり、第三ポジション（客観的立場でいる私）がでてきて

王子もタイヘンだなぁ～

暗殺とか、命の危険をいつも気にしておかなくちゃいけない、

安心して暮らせないのだな、

と、思ったとの同時に、

今、この世にいる私が、平民でよかったな、

すくなくても、突然暗殺される、というような命を奪われる危険性は全くナイ！

今の立場に感謝せねば・・・と思った次第です。



とかく、人間の欲として、
王様のような暮らし、たとえば、地位も名誉もお金も持ちたいと思いがちになりますが、
そうなったら、そうで、いろいろなタイヘンさがでてくるのでしょう。

お金の管理、地位を揺るがさないような警戒態勢、
そして、命を狙われる危険性にも配慮しなくてはならない。

ま、お金もそんなに持ってなければ、お金目当てで襲撃されることもなく、
地位が高くなければ、地位を守る必要もない。
そう、管理はラクですよ。

それでいて、王様にも匹敵するような贅沢さ、わがままさも味わえる。
馬車はなくても、タクシーを拾えばいいし、
夜中にお腹減っても、召使を呼び出すのは気がひけるが、
今なら、外に行ってファミレスでも、ご飯をたべられる。
ろうそくがあっても、たぶん夜の読書はしんどかったけれど、
今は、ラクラクと夜中でも本が読める。
しかも、テレビという娯楽もつかえるし、インターネットで情報を知ることができる。

一人で王様　生活ですからね。

まあ、現代は現代で、
一人で生活している、（または、一人ぽっちで生活しているような気がする）からこそ、
またつらいこともあるんでしょうけども、

すくなくても、生活の安全、治安という面では、
昔に比べれば、今のほうがはるかにマシかな、とおもいます。


あとね、カスピアン王子、馬で駆け抜けてるシーンで、
その草原の壮大さがよかったな。

ああ、わたしも、馬にのって、あのような草原駆け抜けてみたい、と
おもってしまった。

それを、子供に言ったら、
子供も、そうだね～と感心したように言ってた。

乗馬習おうかな。
いや、その前に、お馬さんがラクに走れるように減量しないとな(笑）。