モラル（月いて）

新高円寺に、小さな本屋があるんです。

そこが、とても夜遅くまでやってまして、

12時近くでもやっているのです。

なかに入るととても狭いですが、

夜遅くまでやっているのが好評なのでしょうか、

結構、お客さんが入っています。

でとりあえず、本屋さんのなか一周。



下をみると、ブルドックさんの置物が・・・。

なんだ、狭いのに、なんでこんな道の真ん中に・・・とおもったら、

近寄ったら、

動いたので、ビックリ！(＠_＠;)

本物でした。

なぜ、こんな真夜中に、犬なのに、起きているでしょうか？？



それは、さておき、何を買ったかといえば、

以前に電車広告でみたPC雑誌です。

レジにもっていくと、おばさんが応対してくれたのですが、

そのおばさんの背中越しに貼ってあった、チラシに目を奪われました！



それは、なんて書いてあったか？

“万引き撲滅推薦読書”と言うタイトルがまずあって、

それで、

1番目には

「罪と罰」　ドストエフスキー

2番目には

「人間失格」太宰治

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・

・

（以下省略）

と、何点かあげられていて、思わず笑ってしまいました。



今、本屋さんは　万引きが多くって、

経営に響くくらいのすごい損害になっているらしいですね。

で、万引き犯は、ごっそり盗んだのをブックオフへ持っていって

買い取ってもらったりして、丸々儲けているとか。



ま、そういうことしたら、

罪と罰や

人間失格なんだよ、って言いたいのでしょう。



本屋さんからのささやかで、強いメッセージ。

たしかに、なんか、最近の日本人は、

モラルが低下している人も増えてきたような気がします。





で、ブックオフも新高円寺にもあるのですが、

私も気軽に、あ〜ガクトさんのCDないかな、って思って入ったのですが、

確かにあったのですが、散々悩んだ挙句、

結局買わないででてきてしまいました。

なぜかといえば、ココで買っても、ガクトさんには、お金が入らない。

私は、少し安くCDを手に入れられて、お財布にはうれしいけれど、

でも、ガクトさんのためになるのかな、と。

そして、

ある意味不正な手段で手に入れてしまうことになる。

モラルとして反する行為ではないかと・・・。



レンタルCDとかビデオだったら、

著作権やら、肖像権使用料がアーティストや作者側に

入るようだけど、このブックオフで買う分には、

全然、ガクトさんには入らないわけでしょ？

それだったら、ガクトさんファンをこれからやっていくにしては、

裏切り行為かな、とおもいまして・・・。



で、新譜で買おうかな、と。

そんなことを思いまして、でてきてしまいました。

ちょっと、固すぎる考えでしょうかね〜。